kys37の御仏めぐり
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石原山 遍照院

 ・ 福岡県粕屋郡篠栗町篠栗 3970
お寺やお堂の情報,歴史(参考ホームベージ等)

 高野山真言宗のお寺。
 前身は櫛田神社の 神宮寺の袖湊山 神護寺(縁起は不明)にあったが、明治初めの 神仏分離令により神護寺が廃
 寺となり明治36年(1903年)篠栗の現在地に移転し、篠栗新四国八十八箇所霊場24番札所を引き継いで再興した。
 現本尊は篠栗霊場の十一面観音像で、慶長の頃(1596〜1615頃)から近くの岩窟に祀られ近隣の人々から 信仰さ
 れていて、天保年間(1830〜1844)観音の霊験に導かれて来た 行者によって観音堂が建てられたと伝わる。
 旧本尊は元文5年(1740)作の木造青面金剛像(福岡県指定文化財)で、現在は本堂内の現本尊右手に別途祀られ
 ている。元は神護寺境内の庚申堂に祀られ、博多では「庚申さん」といわれ有名であったようである。
 境内には昭和34年(1959年)に作られた台座も含め高さ11mのコンクリート製の修行大師像(弘法大師の 修行時代
 の像)があり、台座の下は羅漢窟(十六羅漢石仏が安置された 洞窟)になっていて胎内くぐりができる。

備考
 御朱印は、篠栗新四国八十八箇所霊場としていただけ、スタンプと墨書きの2種類から選べる。

遍照院 修行大師像
堂 宇 等 画 像 本  尊 ・ 霊 場 等 ご朱印
石原山 遍照院 本尊 : 十一面観世音菩薩(本堂)

備考

霊場篠栗新四国八十八箇所霊場62番札所

    (石城三十三箇所観音霊場 2番札所)

    (粕屋郡中三十三箇所観音霊場24番札所)
石原山 遍照院
石原山 遍照院
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